FM Towns: Free Software Collection 6

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Text File | 1993-07-08 | 10.9 KB | 507 lines

ＧＤＳ access library. version 1.20. 哇内進 ( Wonder's Dream ) 割り込みオペレ－ション interrupt operation ■ 初期化【書式】 char *GDS_init(int size); 【引数】 int size 作業領域のサイズ【戻り値】 char *work 作業領域のアドレス【解説】 GDS, 作業領域を初期化します。作業領域のサイズは、各グラフィックオペレーションで指定されている作業領域のサイズの総和＋αとなります。戻り値で受け取る作業領域のアドレスは本ライブラリのグラフィックオペレーションを呼び出す時の引数で必要になります。なお、作業領域は本関数が自動的にスモ－ルモデルのヒ－プ領域から獲得します。ですから、獲得できる作業領域の最大サイズは【６４Ｋバイト－スタック領域－ＤＡＴＡ領域－ＢＳＳ領域】となります。 ■ パレットレジスタの設定【書式】 int GDS_palette(int color,char red,char green,char blue); 【引数】 int color 色識別番号 char red 赤系の色階調 ( 0 ～ 255 ) char green 緑系の色階調 ( 0 ～ 255 ) char blue 青系の色階調 ( 0 ～ 255 ) 【戻り値】 int ret 0 : 正常終了【解説】パレットレジスタに対応する色を設定します。 ■ 全画面の消去【書式】 int GDS_all_clear(void); 【戻り値】 int ret 0 : 正常終了【解説】書き込みペ－ジの全画面を消去します。 ■ ドットデ－タの読み込み【書式】 char *GDS_get_block(int x1,int y1,int x2,int y2,char page); 【引数】 int x1 Ｘ座標値 int y1 Ｙ座標値 int x2 対角のＸ座標値 int y2 対角のＹ座標値 char page 読み込みペ－ジ【戻り値】 char * work ドットデ－タの格納領域 NULL : 読み込み失敗【解説】矩形域内のドットデ－タを読み込みます。戻り値が NULL の場合は読み込みに失敗したことを示しています。凡そ考えられる失敗の理由は、ドットデ－タを格納するヒ－プ領域の不足と思われます。 ■ ドットデ－タの書き込み【書式】 int GDS_put_block(char *data,int x1,int y1,int x2,int y2, char page,char mode); 【引数】 char * work ドットデ－タの格納領域 int x1 Ｘ座標値 int y1 Ｙ座標値 int x2 対角のＸ座標値 int y2 対角のＹ座標値 char page 書き込みペ－ジ char mode 書き込みモ－ド【戻り値】 int ret 0 : 正常終了【解説】矩形域内のドットデ－タを書き込みます。 ■ 部分画面の複写【書式】 int GDS_move_block(int x1,int y1,int x2,int y2,int x3,int y3, char src_page,char dest_page,char mode); 【引数】 int x1 複写元Ｘ座標値 int y1 〃Ｙ座標値 int x2 〃対角のＸ座標値 int y2 〃対角のＹ座標値 int x2 複写元Ｘ座標値 int y2 〃Ｙ座標値 char src_page 複写元ペ－ジ char dest_page 複写先ペ－ジ char mode 書き込みモ－ド【戻り値】 int ret 0 : 正常終了【解説】矩形域内のドットデ－タを複写します。 ■ 部分画面の消去【書式】 int GDS_part_clear(int x1,int y1,int x2,int y2,char page); 【引数】 int x1 Ｘ座標値 int y1 Ｙ座標値 int x2 対角のＸ座標値 int y2 対角のＹ座標値 char page 消去ペ－ジ【戻り値】 int ret 0 : 正常終了【解説】矩形域内のドットデ－タを消去します。 ■ 書き込みペ－ジの指定【書式】 int GDS_write_page(char page); 【引数】 char page 書き込みペ－ジ【戻り値】 int ret 0 : 正常終了【解説】書き込みペ－ジを指定します。 ■ 表示ペ－ジの指定【書式】 int GDS_display_page(char page); 【引数】 char page 表示ペ－ジ【戻り値】 int ret 0 : 正常終了【解説】表示ペ－ジを指定します。 ■ 図形デ－タの出力【書式】 int GDS_display(char *wp); 【戻り値】 int ret 0 : 正常終了【解説】図形デ－タを出力します。本ライブラリは呼出し方の違いから割り込みオペレ－ションとセッティングオペレ－ションの２種に分類できます。割り込みオペレ－ションは呼び出した時点で、セッティングオペレ－ションは GDS_display 関数を呼び出した時点で描画されます。つまり、セッティングオペレ－ションは作業領域にデ－タを転送するのみで、実際の描画は GDS_display 関数を呼び出し、GDS に通知することで実現しています。セッティングオペレ－ション setting operation ■ クリップ枠【書式】 void GDS_clip_frame(char *wp,int x1,int y1,int x2,int y2); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 Ｘ座標値 int y1 Ｙ座標値 int x2 対角のＸ座標値 int y2 対角のＹ座標値《作業領域のサイズ》 10 バイト ■ クリップモ－ド【書式】 void GDS_clip_mode(char *wp,char mode); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス char mode クリップモ－ドクリップモ－ド : SCREEN 画面枠 CLIP クリップ枠 VIEWPORT ビュ－ポ－ト《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ 不連続線分【書式】 void GDS_line(char *wp,int x1,int y1,int x2,int y2); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 Ｘ座標値 int y1 Ｙ座標値 int x2 対角のＸ座標値 int y2 対角のＹ座標値《作業領域のサイズ》 10 バイト ■ ポイント【書式】 void GDS_point(char *wp,int x1,int y1); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 Ｘ座標値 int y1 Ｙ座標値《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ ペイント【書式】 void GDS_paint(char *wp,int x1,int y1,int color); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 Ｘ座標値 int y1 Ｙ座標値 int color 色識別番号 ( 0 ～ 15 ) 《作業領域のサイズ》 12 バイト ■ 矩形【書式】 void GDS_rectangle(char *wp,int x1,int y1,int x2,int y2); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 Ｘ座標値 int y1 Ｙ座標値 int x2 対角のＸ座標値 int y2 対角のＹ座標値《作業領域のサイズ》 10 バイト ■ 円【書式】 void GDS_circle(char *wp,int x1,int y1,int r); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 中心Ｘ座標値 int y1 中心Ｙ座標値 int r 半径《作業領域のサイズ》 8 バイト ■ 円弧【書式】 void GDS_arc_circle(char *wp,int x1,int y1, int sx,int sy,int ex,int ey,int r); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 中心Ｘ座標値 int y1 中心Ｙ座標値 int sx 開始軸Ｘ成分 int sy 開始軸Ｙ成分 int ex 終了軸Ｘ成分 int ey 終了軸Ｙ成分 int r 半径《作業領域のサイズ》 16 バイト ■ 扇形(円) 【書式】 void GDS_fan_circle(char *wp,int x1,int y1, int sx,int sy,int ex,int ey,int r); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 中心Ｘ座標値 int y1 中心Ｙ座標値 int sx 開始軸Ｘ成分 int sy 開始軸Ｙ成分 int ex 終了軸Ｘ成分 int ey 終了軸Ｙ成分 int r 半径《作業領域のサイズ》 18 バイト ■ 楕円【書式】 void GDS_ellipse(char *wp,int x1,int y1,int x2,int y2); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 中心Ｘ座標値 int y1 中心Ｙ座標値 int x2 Ｘ成分 int y2 Ｙ成分《作業領域のサイズ》 14 バイト ■ 楕円弧【書式】 void GDS_arc_ellipse(char *wp,int x1,int y1,int x2,int y2, float srad,float erad); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 中心Ｘ座標値 int y1 中心Ｙ座標値 int x2 Ｘ成分 int y2 Ｙ成分 float srad 開始角 ( ラジアン ) float erad 終了角 ( ラジアン ) 《作業領域のサイズ》 22 バイト ■ 扇形(楕円) 【書式】 void GDS_fan_ellipse(char *wp,int x1,int y1,int x2,int y2, float srad,float erad); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int x1 中心Ｘ座標値 int y1 中心Ｙ座標値 int x2 Ｘ成分 int y2 Ｙ成分 float srad 開始角 ( ラジアン ) float erad 終了角 ( ラジアン ) 《作業領域のサイズ》 24 バイト ■ 線種【書式】 void GDS_line_style(char *wp,char style); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス char style 線分識別番号線分識別番号 : 1 実線 2 破線 3 点線 4 一点鎖線 5 二点鎖線《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ 線色【書式】 void GDS_line_color(char *wp,int color); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int color 色識別番号 ( 0 ～ 15 ) 《作業領域のサイズ》 4バイト ■ ポイント色【書式】 void GDS_point_color(char *wp,int color); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int color 色識別番号 ( 0 ～ 15 ) 《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ 面塗りモ－ド【書式】 void GDS_paint_mode(char *wp,char mode); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス char mode 面塗りモ－ド面塗りモ－ド : N 塗らない BF 塗り潰し TF タイル塗り HF ハッチング塗り《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ 面塗り色【書式】 void GDS_paint_color(char *wp,int color); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int color 色識別番号 ( 0 ～ 15 ) 《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ ハッチング種【書式】 void GDS_hatching_style(char *wp,char style); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス char style ハッチング識別番号ハッチング識別番号 : 1 水平線 2 垂直線 3 斜線１ 4 斜線２ 5 交差 6 斜線交差《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ タイル種【書式】 void GDS_tyle_style(char *wp,char style); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス char style タイル識別番号《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ 境界線種【書式】 void GDS_boundary_style(char *wp,char style); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス char style 線分識別番号線分識別番号 : 1 実線 2 破線 3 点線 4 一点鎖線 5 二点鎖線《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ 境界線色【書式】 void GDS_boundary_color(char *wp,int color); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス int color 色識別番号 ( 0 ～ 15 ) 《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ 境界線モ－ド【書式】 void GDS_boundary_mode(char *wp,char mode); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス char mode 境界線モ－ド境界線モ－ド : 0 境界線を描画しない 1 境界線を描画する《作業領域のサイズ》 4 バイト ■ 描画モ－ド【書式】 void GDS_draw_mode(char *wp,char mode); 【引数】 char * wp 作業領域のアドレス char mode 描画モ－ド描画モ－ド : PRESET 背景色で描画する AND 論理積をとって描画する PSET 色識別番号で描画する XOR 排他的論理和とって描画する OR 論理和とって描画する NOT 論理否定とって描画する《作業領域のサイズ》 8 バイト